土屋工場に出資する古屋金属

古屋金属は、土浦工場に投資して精製能力を拡大すると発表しました。

古屋金属の土浦工場には、高純度のニオビウムターゲット(フィルム材料)や触媒の精製・回収のための生産ラインがあり、短時間で高純度化が可能です。

この生産能力増強の目的は、国内外のハードディスク(HD)向けの高純度ゲルマニウムターゲットの需要増に対応することであり、その投資規模は2018年12月末の初回投資額で16億円です。対象案件に6億円を投資することで、ニオビウムの精製・回収能力を現在の2.4トン/月から3.5トン/月に増強し、年間約1トンの増産を図り、年産12トンの生産能力を実現します。

それ以来、2019年12月までに残りの10億円の投資を実施し、ターゲットや触媒などの化学物質の市場需要の増加に対応してシステムを改善し、2回の連続投資でさらに強化する予定です。精製能力と回収能力を活かし、月産5トンの生産能力増強に努め、生産能力を既存生産能力の約2倍に拡大し、年間60トンの精製能力を達成しています。

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