ドイツ航空宇宙センターは、2018年4月25日、熱可塑性炭素繊維強化プラスチック製の圧力ドームを溶接できる新技術を最近発表しました。ドイツのアウグスブルクにある軽量素材生産技術センターでは、A320シリーズの航空機キャビンのような1対1の比例試験部品を短時間で生産することができます。
ドイツ航空宇宙センターでは、溶接技術が大型で曲面の長い溶接部品にも使用できることを実験で確認しました。この技術を応用することで、大型航空機部品の処理時間を短縮し、プロセスコストを削減し、生産性を向上させることができます。材料の適用は、A350 XWB航空機複合胴体用の熱可塑性クリップなどの小さな部品に限られています。
ドイツ航空宇宙センターで製造された大型複合部品のサンプルもベルリンのエアショーで展示されました。